Chromium OS

Chromium OSをインストールしたドライブの初期化方法

Chromium OSをインストールしたドライブは、合計15ものパーティションに分割され、「/dev/sda1から/dev/sda12」の領域を使用します。

いったんChromium OSをインストールしたドライブをWindowsや他のLinuxに戻したい時のドライブの初期化方法についてまとめます。

Linux MintのLive USBメモリーで起動

次の記事の手順で、Linux MintをLive起動させるためのUSBメモリーを別途作成し、Live起動させます。

#トラブルを避けるため、他のドライブ/SDカードなどはパソコンから外しておきます。

GPartedの起動

Linux Mintをライブ起動させたら、「Menu」>「Administration」>「GParted」を起動させます。

この「GParted」は、パーティション作成/編集ソフトです。

GParted

内蔵ドライブとなる「/dev/sda」は次の画像のように15のパーティションに分割されて、12の領域が使用されています。

002

パーティションの削除

「/dev/sda1」から「/dev/sda12」までのパーティションを削除します。

003

使用されているパーティションの行をマウスクリックで選択して、「右クリック」。「Delete」を選びます。

これを、残りの11の使用中のパーティションに対しても行います。

004

画面上部のメニューアイコンの一番右の矢印「↩」をクリックすると「適用」となります。

こちらをクリックすると、警告画面が出ます。

005

ここで、「Cancel」すれば、ディスクに変更は加えられず、元のままChromium OSを使用できます。

「Apply」をクリックすると、パーティションが削除されます。

006

パーティションの削除作業の進捗状況がグラフで表示されます。

011

はい、これでディスクがまっさらな状態になりました。

ディスクの再フォーマット

内蔵ディスクを再度フォーマットするには、「unallocated」と書かれているディスク表示部分で右クリック。「New」を選びます。

012

現れたウィンドウで、「File system:」をクリック。

013

この一覧の中からフォーマット形式を選べます。

014

Linuxに戻すにしろ、Windowsに戻すにしろ、OSの再インストール時には改めてディスクのフォーマットが行われます。

両方に対応させるためには、とりあえず「fat32」を選んでおけば無難かと思います。

021

再び、画面上部のメニューアイコンの一番右の矢印「↩」をクリック。

031

警告が出たら「Apply」をクリックすることで、指定した形式でのフォーマットが行われます。

041

とりあえず、Fat32形式のまっさらなディスクに戻りました。

これで、Windowsや他のLinuxのインストールメディアから起動させて、再インストールが行えます。